鎌倉でWell-beingワーケーション(後編)~「ThinkSpace鎌倉」で瞑想から不動産チェックへ~

夫婦で鎌倉移住を考える横浜在住のフリーランス女子が楽しんだ「Well-beingワーケーション」の前編・中編はこちらです!

鎌倉でWell-beingワーケーション(前編)~「Siblings kamakura」から江ノ電へ~ 鎌倉でWell-beingワーケーション(中編)~「WeBase鎌倉」宿泊とヨガ体験~

稲村ヶ崎「ThinkSpace鎌倉」の音瞑想会

午後は、編集長から譲り受けた瞑想会のチケットを片手に、稲村ヶ崎の山側に移動し、ThinkSpace鎌倉で開催される音瞑想会に参加してきました!

毎月1回の開催でオンラインでも参加できます

ThinkSpace鎌倉」は“私とつながるコワーキングスペース”というコンセプトで、「静かに自分と向き合う時間」、「頭で考えるだけでなく感性に働きかける時間」、「リラックスしながらオープンに語り合う時間」を提供しています。

元陶芸家の創作活動の場だった建物をリノベーションし、土間、囲炉裏の間、畳の間、個室、とリラックスできる和の空間が広がっています。
3時間単位からドロップイン利用も可能で、各部屋を貸し切り予約する事もできます。一人でのテレワークの他にも、日常から離れた場所で複数人での「オフサイト会議」や研修にもピッタリな空間です。

古民家をリノベーションしたThinkSpace鎌倉

今回の音瞑想会には、会場での参加者が10名ほど、オンラインから20名ほど。
まず最初は、オーナーの岩濱サラさんのリードで、シンギングボウル&クリスタルボウルが奏でる音による瞑想タイムです。

シンギングボウルの音色に導かれて瞑想の世界へ

時おり、鳥のさえずりが聞こえる静かな場所で、オーナーの心地よい声と、ボウルから奏でられる音に誘われ、自然のゆらぎの波動の心地良さに酔いしれる、あっという間の瞑想タイムでした。途中、少しウトウトと意識が飛んでしまいましたが、オーナーに告白すると「それで良いんですよ〜」とのやさしいお言葉に救われました。笑

「食べる瞑想」とは?

瞑想中、いろりで焙じられたお茶の香りが部屋いっぱいに広がり、嗅覚からも安らぎを頂きました。あぁこれからお茶の時間が始まるんだな、という期待も高まります。

「食べる瞑想」として、お茶と一緒に羊かんも振る舞われました。いただく前にオーナーから、嗜む楽しみもご教示いただきます。まずは目でみて、香りを楽しみます。普段、口にする前にこんなに食べ物飲み物と一心に向き合う時間も中々ありません。

口に含んでからも、より水分を吸収できる飲み方や、味わえる味わい方を楽しみます。
参加者の皆様と同じ空間を共有しながら、個々に無言で味わって飲食を楽しむ楽しみ方もあるのかと新たな発見でした。

素敵な空間にいやされます

合計で1時間半ほど、じっくりと瞑想を味わった後、参加者の皆さんと対話の時間です。それぞれの感想を共有して、お互いの気づきを交換し合います。
茶器やお菓子に使われた陶器にも注目している方もいらっしゃり、あぁ全ての物事に意識を向けることができるんだよなぁと改めてシミジミと思いました。

イベント終了後も、感想の続きを交換したり、普段のお仕事のお話などを紹介し合ったりと、普段の仕事や生活では出会うことができない方々とのご縁がつながり、心温まる交流の時間になりました。

マインドフルネスの効果はいかに?

瞑想会のあと、翌日の仕事に向けて一人ブレスト会議を行ってみました。
ThinkSpace鎌倉」はコワーキングスペースでもあり、いろりのお部屋や和室の他に、玄関の近くにはカウンターとチェア、ドリンクコーナーなどもあり、通常のテレワークにも利用可能です。WiFiの速度も下り470Mbpsと速く快適です。

カウンター席や和室のスペースでの長時間のパソコン仕事は、体への負担を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、普段は和室にもデスクとチェアがあり、終日使われている方々も多くいらっしゃるのだとか。特に思索やアイデアを考え感じるにはもってこいの場所です。

窓からの日差しと緑が気持ちいいコワーキングスペース

音瞑想マインドフルネスの後は、自分の精神が安定し、考えや発想が浮かびやすくなっている感覚がありました。たぶんこれがWell-beingワーケーションの最大の効果なのかも知れません。
こんな穏やかな気持ちで日々を過ごしながら、仕事もプライベートも充実できる鎌倉での生活をワーケーションで疑似体験してみて、さらに移住してみたい気持ちが高まる滞在となりました。

稲村ヶ崎「ThinkSpace鎌倉」のレビュー
立地条件・アクセス
 (4)
デスク・チェア環境
 (3)
WiFi/ネット環境
 (5)
設備充実度
 (4)
コストパフォーマンス
 (4.5)
バケーション的な魅力
 (4.5)
総合評価
 (4)

シェアサイクル「ダイチャリ」で散策しながら不動産情報をチェック!

イベント終了後は、オンライン上で完結できるシェアサイクル「ダイチャリ」を利用して鎌倉市内を散策しました!

海沿いを走りながら、鎌倉駅前に戻ります。

いつか、夫婦で鎌倉に移住するのも良いなぁなんて一人妄想を膨らませていたので、途中にあったまちの不動産情報を見て想いを巡らせました。

ENJOY WORKSの外観

長谷〜由比ヶ浜周辺にオフィスを構える「ENJOY WORKS」は、“みんなでまちづくりを!”をコンセプトにした鎌倉を中心に湘南で展開する不動産〜まちづくり関連の事業を展開しています。

張り出されている情報だけを眺めるだけでも楽しい

コワーキングスペースや宿泊施設、カフェ等も展開しており、店舗の外観を見るだけでも楽しめます。こんな場がある鎌倉にやはり魅力を感じずにはいられません!自分たちの住まいだけでなく、まちも一緒に作っていこう、という考え方は素敵です。
また次回は、じっくり移住についても考えたり、不動産巡りするのも楽しそうだな、と妄想が広がりました。

自転車で鶴岡八幡宮の鳥居前を横切って、北鎌倉へ

1泊2日のWell-beingワーケーションは、同じ神奈川県内に在住の私にとっても、いつもとは違う環境に身を置くことができ、仕事もプライベートも大充実のものとなりました!

このコロナ禍でリアルなコミュニケーションを取りづらくなった昨今、自然がたくさん残り、気軽に参加できる様々なイベントが実施されている鎌倉で、ワーケーション+イベント参加で新たなつながりを得るのも良いかもしれませんね。