家族5人で茅ヶ崎に移住を考えている私が、茅ヶ崎【山側】でグルメとコワーキングスペースを堪能した様子は、ぜひ前編の記事でお楽しみください！
茅ヶ崎でファミリー移住の下見ワーケーション（前編）〜【山】茅ヶ崎でグルメ＆ワークスペース〜
8HOTEL CHIGASAKI
作業も一区切りついたところで、今夜の宿泊先である2020年7月にオープンした8HOTEL CHGASAKIさんへ向かいます。
茅ケ崎駅南口から歩く事5分。見えてきました、南国を錯覚させるような佇まいのホテルが目的地です。
正面玄関には海岸までの送迎用のトゥクトゥクとレンタサイクルのビーチクルーザーが置かれており、これまたリゾート感演出に一役買っています！
また、敷地内に入ると更に驚かされます。なんと建物中央にプールがあるではないですか！
生活感や日常感満載の茅ヶ崎【山側】や駅周辺から一変し、一気に非日常モードに突入です。
すぐにでも飛び込みたい気持ちを必死に抑え、まずはお部屋へチェックインしました。
お部屋にチェックイン
昨年7月にオープンしたばかりとあってシンプルではありますが、部屋はとても清潔でオシャレなつくりとなっています。
デスク周りも、オシャレでシックな雰囲気に統一されていました。Simple is the bestとはこのことですね！
ただやはり、パイプ椅子では30分の作業が限界でした…
座るとひやっとする上に、途中でお尻が痛くなってきたので、ここは改善の余地があると思います。
机の広さは、それほど物を広げないのならば十分でしたが、ライトがないのは気になりましたね…
※デスクライトはフロントで貸し出し可能なようです
まずは、作業環境を整えてインターネットの速度チェックをします。
220Mbps！全く問題ありません。
作業準備も出来たところで…
このワーケーション一番の楽しみにしていた「サウナ」に向かいます。
本格サウナ⇄プール⇄ヨガ⇄ワーク
TTNE Inc.プロデュースの、ヒノキの香りに癒されるフィンランド式本格サウナで、セルフロウリュもOK。
※ロウリュはフィンランド式サウナ入浴法のことで、サウナストーンにアロマ水をかけて発生させた熱い蒸気で室内の温度を上げる方法です。セルフロウリュは名前の通り、自分でアロマ水をかけることができるサウナ入浴法で、日本でも実はごくわずかしかありません！
平日の週はじまりの月曜日だというのに、プールやサウナには常にお客様が居て、非常に人気なのが伺えます。
早速、1セット目です。
私はサウナ初心者なので5分で限界…（笑）
サウナから出たらシャワーを浴びて汗を流し、プールに浸かります。
2セット目も同じく5分。
サウナから出た後のプールで感覚が変わったのが今でも印象的です。
何か重たいものが身体から放出されて軽くなるのを感じました。
最後の3セット目では、身体だけではなく気持ちも明らかに変わってきました。
何とも言えぬ達成感？爽快感？の感覚になり内側から味わう充足感に浸っていました。
サウナとプールが終わった後は隣のととのえ部屋にて至福の瞑想タイム。
仕事も家庭も何もかも忘れて、無の境地…幸せ過ぎます！
その後は、部屋に戻り作業開始です。身体全体から日ごろの毒素が抜けて、整ってする作業はとても進みます。
小一時間ほど、作業もひと段落しました。
ベッドで少し横になると、普段リモートワークで運動不足になったせいか、そのまま朝まで気持ちよく寝てしまいました。
朝一のサウナ後の朝食
昨晩はいつもよりも早く就寝できたので（不本意ですが笑）、5時に起床しました。
6時半にオープンするサウナをうずうずしながら待つ間、部屋で軽くシャワーを浴びて、いつもより目が冴えた状態で作業をこなします。
一番サウナに向かいますが、皆さん考えることは同じですね（笑）
既に何名か入ってらっしゃいました。朝からスッキリ、爽快です。
3セットをこなしてスッキリとした後は、お待ちかねの朝食です。
普段は朝食は食べない派の私ですが、今日は「朝活」をしたこともあり、お腹が空いています。ドリンクバーで牛乳を注ぎ、着席します。
今回、いただいた朝食は8HOTEL CHIGASAKIさんのオリジナルホットドッグとミネストローネスープ。
ホットドッグは、カリカリに焼けたバンズとジューシーなソーセージがたまらなく美味しかったです。野菜たっぷりのミネストローネも身体に滲みます。
朝から、私のお腹を幸福感で満たしていただき、ありがとうございました。
今回の滞在を星5段階で評価すると、以下になりました。
駅近な立地、高速WiFi、充実した施設設備、そしてバケーション的な魅力は全て星5つで間違いないと思います。
ただ、気になるのはデスク・チェア環境ですね。長時間ワークするには少し厳しいと感じたので、今後改善されることに期待です！
お値段は、サウナやプール込みのプランならばお得で、なしのプランならば普通のホテルくらいかな、と感じたので、ホテルご利用の際には、前者をお勧めいたします！
茅ヶ崎【海側】の下見へ！
名残惜しいのですが、チェックアウトをして本日は【海側】の茅ケ崎の下見の出発です。
8HOTEL CHIGASAKIさんを出発して、サザンビーチに向かいます。
昨日の【山側】と違うのが、歩いている地元の方が多いということです。
しかも皆様、リゾート感満載な格好です。焼けたお肌にビーチサンダル。
自転車はいわゆるママチャリでは無くて、潮風でいい風合いに錆びたビーチクルーザー。
ココは日本なのでしょうか？？ ハワイのローカルタウンに来たかと見間違うばかりです。
そんな町ゆく地元の方々を見ているだけでもテンションが上がってきます！
通りかかったサイクルショップでは、オリジナルビーチクルーザーやオシャレな自転車がところせましと並んでいました。普段都会にいると、UberEats配達員くらいしか自転車は見かけないので、新鮮な光景です。
海岸ワーケーション
海側の茅ケ崎の雰囲気に魅了されながらサザンビーチまで到着です。
こうなったら、海沿いでパソコンを開いてみようと近くのサザンビーチカフェさんにお邪魔してみました。
折角なので海の見えるテラス席を選び、仕事開始です。
早速インターネットの速度をチェックしましたが、屋外だというのに92Mbpsという速さです！
あいにくの曇り模様でしたが、そのおかげで快適に作業が出来ました。
海側でのお買い物
茅ヶ崎の海側は、お散歩がてら海を満喫したいのであれば、理想的な場所です。
ただし、ひとつ懸念事項が有るとすれば、徒歩圏内に買い物をする場所が限られていることかな、と思いました。
茅ケ崎駅近くに2軒のスーパーが有るものの、しっかりとした買い物をする場合は【山側】に行った方が良いかもしれません。
移住先としての茅ヶ崎の可能性
それでは、私の体験レポートを踏まえて、「移住先としての茅ヶ崎」の可能性を探っていきましょう！
■アクセス
東京駅までは、60分あれば電車の乗り換えなしにアクセスでき、新宿駅も本数は少ないですが湘南新宿ラインで60分で行けちゃいます。逆に有名な温泉地である小田原や熱海の方にも30分から60分くらいでいけてしまうので、ワークとバケーション両方選べるちょうど中間地点くらいだと思います。
週に何回か出社のハイブリッド勤務の方や、急な上司の呼び出しに対応しなければならない方などは、柔軟に対応できるアクセスの良い場所です。地方移住というよりも、郊外への引っ越しといった感覚でしょう。
■家賃相場
本格的に住む、となれば気になるのは家賃ですが、これに関しても茅ヶ崎市は湘南エリアでは随一のリーズナブルさを誇ります。
ただし【山側】と【海側】で分けると【海側】は少しお高くなるため、家賃の値段重視でお考えのようでしたら【山側】をおすすめします。【山側】に住んでも、都心と比べ海は十分近いので行き放題ですし、生活の利便性などを考慮しても悪い話ではないと思います！
ちなみにここまで、住むなら【山側】！、と【山側】を推してきましたが、欲を言えば、私はやはり【海側】に住みたいです（笑）毎日オシャレに湘南ライフ、憧れます。ですから、例えばまずは納得のいく家賃の場所に居を構え、資金が貯まったら【海側】に市内引っ越しをする長期プランもありかな、と思ってます。
■主な商業施設
茅ヶ崎駅周辺の北口エリアにはたくさんの商業施設が密集しています。
・ラスカ茅ヶ崎
・イトーヨーカドー茅ヶ崎店
・イオンスタイル湘南茅ヶ崎
・イオン茅ヶ崎中央店
・フレスポ茅ヶ崎
これらの施設が駅からおおよそ1km圏内に存在していると考えると、生活するのに困ることはなさそうですね！
注意点として、駅から離れると、ニトリ茅ヶ崎点とブランチ茅ヶ崎など商業施設の数はグッと少なくなります。茅ヶ崎の中でも駅から離れた【海側】エリアに住居を構えようとお考えの方は念頭に置いておいた方が良いかもしれません。
■文化
まずは茅ケ崎といえば海！海＝サーフィンというぐらいサーフィンのメッカです。
その始まりは、茅ケ崎が生んだ「永遠の若大将」加山雄三さん。ハワイからサーフボードを持ち帰り実際にサーフィンを披露し、記録として残っている『波乗り日本第１号』だそうです。
また、サザンオールスターズの桑田佳祐さんの故郷としても知られており、「サザン通り」や「サザンビーチ茅ケ崎」とサザンオールスターズにちなんだ地名も多く、歌の歌詞に出てくるスポット（烏帽子岩など）があるのも有名ですね。
まさに茅ヶ崎は「文化人が愛した街」なのです。
■市内移動
6km四方とコンパクトな土地に坂道も少なく、自転車があれば市内の移動には困らずとても便利です。便利な乗り物が発達する中で、ローカルかつアナログな良い味を出している一因かもしれないですね。
無理のない湘南ワーケーションをするなら茅ヶ崎？
茅ヶ崎【山側】は、どちらかというと生活のための空間であり、商業施設や家賃などを考慮すると、引越し先として現実的な選択肢なのかな、と思います。ただ、それでは、湘南エリアに引っ越する最大のメリット、海が感じられないとお考えの方も多いかと。
そんなお悩みを解決してくれるのが、茅ヶ崎【海側】です。【海側】は、【山側】と比較し、生活の利便性には劣りますが、海が近くにある優雅な湘南ライフを実現してくれます。
結論として言えるのは、【山側】と【海側】はコインの裏表のようで、両方あってこその「茅ヶ崎」という場所がある、ということです。
今回の記事を読んで、短期的なワーケーション先として訪れるには物足りない…とお考えになった方もいらっしゃるでしょう。確かに、鎌倉や箱根、といったTHE 観光地！といった場所と比べればそうかもしれません。
しかし、今回の私の目的は、「移住下見ワーケーション」であり、その趣旨に従えば、大成功であったと思います。
茅ヶ崎では、日々の生活がワーケーション化している方が多く、今回実際に行ってみて私もそれを感じました。非日常すぎない、居心地の良い日常が茅ヶ崎という街にはあります。移住先としては、最高です。
住む場所、という人生の中でもトップレベルの重要な選択の基準は人それぞれだと思います。特に働き方や生き方が多様化する中、選択肢は無限大に広がっていて、お悩みの方も多いと思います。
そんな迷える皆様に、茅ヶ崎が「無理のない湘南ワーケーションライフ」の選択肢として提供できたら良いな、と思い記事を締め括らせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました！
