遊びゴコロ満載のコワーキングスペース「真鶴テックラボ」～どこか懐かしい漁港のそばでワーケーション！～

神奈川県西部に位置し、湯河原、熱海といった観光地に近い「真鶴町」は、人口8,000人弱の小さな町です。
そんな町の海辺にあるモノづくりを主としたコワーキングスペース「真鶴テックラボ」を体験取材してきた様子をお届けします。

どこか懐かしい漁港と山の風景が広がる町「真鶴」

「美の町」と呼ばれる真鶴町。横浜からJR東海道線に揺られること約1時間15分。
真鶴駅に降り立つと、そこには緑の山々と、静かな住宅の風景が広がります。

さらに駅から20分ほど歩くと、穏やかな漁港が見えてきます。
どこか懐かしい風景は、真鶴町が1993年に定めたまちづくり条例「美の基準」が守ってきたものです。

「ただいま」と言いたくなるコワーキングスペース

真鶴港の目の前に建つ、一見すると民家のような建物が「真鶴テックラボ」です。割烹料理屋さんをリノベーションして作られたそうです。

一見しただけでは、コワーキングだと気付かないかも？！（真鶴テックラボHPより転載）

中に入ると旅館のような座敷のスペースが広がり、ゆったりと作業ができます。

早速作業をしてみましたが、ふかふかの座布団のおかげで、疲れを感じることなく仕事ができました。この日は週次の定例オンライン会議がありましたが、WiFiが安定しており、問題なく接続することができました。普段と違った場所から会議に参加しているからか、いつもよりリラックスした気持ちで臨めた気がします。

この日は夏日で外は30℃を越える気温でしたが、室内はエアコンがしっかりと効いていて、涼しく快適に過ごすことができました。

座敷が苦手という方は、カウンター席で椅子に座って作業することも可能です。
オフィス用の椅子なので、疲労感なく仕事ができそうです。

遊びゴコロ満載のコワーキングスペース「真鶴テックラボ」

入口では、駄菓子を買うことができます。その名も「秘密の駄菓子屋しばやま商店」。
駄菓子とジュースで一息つきながら、仕事をするのも良いですね。

室内にあるレトロなブラウン管のテレビは、実はPCにつなげる外部モニターに改造されています。いつもと少し違った気分で作業ができそうですね。

「モノづくり」に挑戦できるコワーキング

真鶴テックラボは、モノづくりの拠点にもなっています。レーザーカッターや3Dプリンタ等、普通のコワーキングスペースにはない工作機器も備わっています。また、ドローンを利用することもできます。（各設備を利用する場合は、別料金が発生します。また、利用する機材によっては初回レクチャー費用がかかります。）