海や山、田園風景が広がる郊外でワーケーションするときに「車があったらな」と思う方は多いのではないでしょうか?
でも、車をもっていなかったり、運転に自信がなかったり。
そんなみなさんに向けて、小田原・箱根エリアで展開されている電気自動車のカーシェアリングサービス「eemo(イーモ)」と小田急電鉄が共同開催するイベント「電気自動車を使って小田原ワーケーション!」を開催しました。
イベント概要
小田原市国府津でコワーキングスペースや貸切スペースなどを運営しているBLENDさんの「BLEND PARK」を拠点に、さまざまなアトラクションが用意された充実のイベントでした。
●ワーク
●ペーパードライバー講習
●交流イベント
国府津街歩き
ドライブして小田原の海鮮を食べに行こう!
ドライブしてスイーツを食べに行こう!
●「eemo」試乗
波の音が聞こえるワークスペース
ワークスペースは広々としていて、とても居心地のよい空間でした。この場所はBLENDさんの倉庫型の貸切スペースで、普段から、さまざまなイベントが開催されているようです。JR国府津駅から徒歩10分の場所にあります。
ワークスペース内は木のよい香り、そして、目の前の海からは波の音が聞こえるリラックス効果が抜群の場所。ずっとここで過ごしたいと思うようなバケーション感を楽しむことができました。
どきどき、わくわく、ペーパードライバー講習
いま、どこのドライビングスクールでもペーパードライバー向けのコースは予約でいっぱいと聞きます。そのためか、このイベントのペーパードライバー講習は、募集開始からすぐに満席となったようでした。やはり「また車を運転したい!」と思う人が多いのですね。
この日、用意されていた車は、普通の教習車と電気自動車の2種類。参加者の経験や技量に応じて、教官が、どちらに乗るか、両方乗るかを判断します。
今回同乗させていただいた参加者さんは、最初に電気自動車、次に教習車という順番で、運転に挑戦することになりました。ワークスペース内で標識や走るルートの説明を受けた後、電気自動車に乗り込みました。まずは、座席やミラーの位置を調節して、機器の使い方をおそわります。
準備が整ったら、いよいよ出発!
どきどきしつつも、スムーズに走り出すことができました。
右折や左折、坂道発進、駐車、駅のロータリーをまわる練習などが10分程度のドライブに組み込まれていて、とても効率よく、かつて習ったことの復習ができる内容でした。
次は教習車での練習です。
最初に乗った電気自動車とは操作が異なるので、あらためて説明を聞いてからスタートしました。
この参加者さんは、初めて電気自動車を運転したそうで、普通の車と比べて、軽く、動かしやすいと感じたとのことです。ひとりで運転して出かけるには、もう少し練習が必要だと思っているそうですが、自分で運転して、いろいろな温泉をまわりたいとお話しされていました。
海と山がとっても近い国府津の街
近くにお住いの方にガイドしていただき、国府津の街を歩きました。
まずは、今回のメイン会場であるBLENDさんが運営しているコワーキングスペースへ。
レトロな感じの入口を入り階段を上がると、開放感たっぷりのレンタルスペース「BLEND-Studio」がありました。テラスもあるので、仲間内での利用を楽しむこともできるし、新しい出会いも期待できそうです。
2階には、おしゃれなカフェ風のコワーキングスペース「BLEND-Coworking」。こちらも大きな窓があるので、ときどき外を眺めてリラックスすることができますね。
次に訪れたのは菅原神社。学問の神様である菅原道真が祭られている神社で、受験シーズンになるとお参りに来る人が多くなるとのことでした。
そして、急な坂道を登っていくと、街を一望できる高台に。国府津の街の向こうに、キラキラした海が広がっています。
やっぱり魚がおいしい!
ランチは、電気自動車2台で、地元の人たちでにぎわう丼万次郎さんにうかがいました。観光客がたくさん訪れる小田原駅付近と比べて、値段が安く、お得感がいっぱい。
このお店は、注文したお料理がレーンで運ばれてきます。
海鮮丼は、お刺身が新鮮でおいしく、ボリュームもあって大満足でした。しかも、1,100円!
住まいが近い参加者がいたので、いろいろと小田原のことをおしえてもらうこともでき、とても楽しいランチでした。おなかがいっぱいになったので、コンビニで買ったコーヒーで眠気をおさえながら、午後のワークを行いました。
eemoってどんなサービス?
eemoは、小田原・箱根エリアで展開されている電気自動車のカーシェアリングサービスです。小田原でつくられた再生可能エネルギーを活用し、エネルギーがつくられる過程からCO2を出さないというサステナビリティを追求しつつ、 エネルギーを地産地消しています。
カーシェアリングは複数の会員が車を共有して利用する仕組みやサービスのこと。公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が2022年3月に行った調査の結果によると、日本国内のカーシェアリング車両ステーション数は20,371か所(前年比5.3%増)、車両台数は51,745台(同19.1%増)、会員数は2,636,121人(同17.4%増)であり、年々増加しているようです。
カーシェアリングは、車を保持する費用や手間の負担を軽減するだけでなく、CO2排出量の減少など環境負担を軽減するメリットがあるとされています。電気自動車であれば、その効果はより期待できるとともに、騒音の問題も解決できそうです。
eemoは、アプリでの予約から出発、返却や決済も、すべてスマートフォンひとつで完結します。24時間好きなときに利用することができるので、急に「これからワーケーションしよう!」を思い立ったときにもフットワーク軽く旅にでることができます。
ペーパードライバー講習の参加者さんも話していた電気自動車特有の軽さが気持ちのよい走りを実現してくれます。また、eemoの電気自動車にはハンドルテーブルが装備されているので、急な会議招集にも、景色のよいところでのワークにも対応可能。まさに、ワーケーションにぴったりの移動手段であり、ワークスペースでもあります。
今回は、さまざまなアトラクションがイベントとして開催され、どれも魅力的でした。なかでも、すぐに予約がいっぱいになってしまったペーパードライバー講習は、昨今のドライビングスクールの状況からみてもニーズが高いことがわかります。多くの人が、もっと快適で充実したワーケーションを楽しめるように、eemoさんにはぜひ、この活動を続けていただきたいと思います。